人生かっぽ

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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

トトロへの通り道は、ぼくらが年をとると見えなくなるんじゃないか

エッセイ
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昔、よく空き地で遊んでいて。

そのときのぼくは、
そこが「空き地」だとは思わなくて。
「ぼくが見つけた未開拓の土地」

だと思っていました。

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大きくなると
ふと、思うことがある。


最近は、空き地で遊ぶ子もいなくなったんだなぁ。
なんだか世知辛い世の中だなぁ。


どうしていないんだろう?


そう思って気になったので。
空き地の数は昔ほど減ってはいない。

むしろ行政の積極的な取り組みにも関わらず
空き地は増えていっている。


国土交通省の調べによれば


平成10年から平成15年にかけて増えた。
その後平成20年にはまた減ったけども
それでもぼくが10歳だった平成10年よりは多い。

国土交通政策研究所(報告書概要)


ぼくの地域はどれだけ増えたのか、減ったのか、
それはよく分からなかった。



じゃあ少子化のせいだろうか。
そう思って調べてみるけど、
子供の数はそれほど減ってもいない。


じゃあ
家の中や一人で遊べる方法が増えたから
外で遊ばないのだろうか?
さすがに家の中は見えないからよく分からない。


結局
どんな理由かははっきりわからないけれども、
見た目には減っていると感じる。
田んぼには住宅が立っていく。




そう言えば。


ちょっと前に、
空き地の中のとんでもない隙間から
子供たちが出てきてびっくりしたことがあった。



どういう発想があったらこんなとこで遊べるの?
どういう発想があればこんなとこを通ろうと思うの?
身体の大きなぼくからは全く想像ができない。


そしてさらにそう言えば、と。


昔は普通に遊んでいた場所。
というかむしろ大きな迷路とさえ思っていた場所が
大きくなってから懐かしんで行ってみると、
こんなもんだったっけ?
こんなに小さかったっけ?
と思って肩すかしをくらったことがあった。


あのときは、そこでなんでもできる気がしていた。
大人からは絶対に邪魔されない、自分たちの帝国。
作ろうと思えば、
食事もベッドも武器も、
なんだって作り出せた秘密の場所。


Tree of Totoro
Tree of Totoro / contri


トトロへの道みたいなもんなのかもしれない。


もしかしたら、大人になって
空き地と縁がなくなると、
子供達には見えていたあの創造の世界が見えなくなって、
そこまでのルートもうまく見つけられなくなるのかもしれないな、
と思う。


そういう視点を、そこも楽しめるだろうという視点を
いつの間にか見落として、
自分が理解できる現実しか
見なくなっているのかもしれないな、と。


それは『となりのトトロ』で
メイには見つけられた、
トトロへの通り道みたいに。



人生を、かっぽしよう
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