人生かっぽ

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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

オリンピック新スタジアムの値段とか今後がよく分からないから、もうちょっと庶民にわかりやすく考えてみる

民主主義
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オリンピックスタジアムがなんだかうんちゃら騒がしいなあと思っている。

「たかがスポーツ施設の建設費の話だろ」
「よくわからないめんどくさい」

総工費約2520億円
うん、よくわからん。BIGを何回当てればいいんだ……?


http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/Portals/0/top/%E2%91%A0B_bird_290_960.jpg?20145114150205

よく分からんから「おにぎり」何個食えるかで考えてみた

http://www.sej.co.jp/mngdbps/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/images/products/onigiri2014/img_temaki_tunamayo_150407.jpg


もしもこのお金でセブンイレブンのコンビニおにぎりツナマヨ(税込)110円を買うと
2520億 / 110 = 約2,290,909,090で約22億9万個のツナマヨおにぎりを買うことができる。

で、これを1日3食食べたとして、1回の食事で3個食べれるという素敵状態だとすると
2,290,909,090 ÷ 3 ÷ 3 = 約254,545,454
で、約2億5454万日その生活が続けることができる。

これは一体何年なのか考える。
254,545,454. / 365 ≒ 697,384
約69万7384年食べ続ける生活である。

人間ひとりが100年生きるとして、一体何人の人間がこの生活をすることができるかと考えると
697,384 / 100 ≒ 6,973
6973人が生涯にわたりセブンのツナマヨおにぎり(税込)を食べて終えることができる。

しかし、この6973人とは、一体にしてどれくらいの規模であろうか。
Wikipediaによれば、これはイタリアのアブルッツォ州テーラモ県のコムーネ基礎自治体)であるカステッラルトの人口であるという。

したがって、東京オリンピック新国立競技場建設費があれば、
カステッラルトの人々は一生セブンのツナマヨおにぎり(税込)を食べ続けて一生涯を終えることができるのである。



その買い物は高いの安いの


まあそんなもんです。

議論のひとつが「高いか」「安いか」になっているけども、そりゃパッと見て庶民の出せる金ではないと思うのです。高いに決まってる。

今までのスタジアムと比べてどれくらい高いのかを一覧できる記事はこちら

『スタジアムの建設費はどのくらい?――予算2520億円の新国立競技場はいかに高いか』- Yahoo!ニュース bylines.news.yahoo.co.jp


けど、
買い物をするときは、
「何と価値交換する上で高いか、安いか」が大事なわけで、
そこをもう少し考えたいな、と。

例えば「新世紀型の車ですよ」って、
今までとは比べ物にならない値段の車を目の前にしたら
「高ぇ!」って言ってしまう。

けど、
それを買えばおそろしいほどの快適な走行が楽しめるとか、
家族旅行が楽しめるとか、
一生涯燃料費は節約できるとか、
そういう快適さとお金を比較するわけで。

今までのガラケーと比べたら
「なんでそんなスマホ高いの?」
ってなるに決まってる。


大切なことは、何を、そのお金を使って買うのか。


そんで、さらには
そのお金を使って「消費」をするのか「投資」をするのか。

「消費」は一瞬の喜びとともに価値が消えていくけど
「投資」はかけたお金がお金を呼び、それがまたお金を呼ぶ。
その後の喜びは倍々ゲームになっていく。基本。

この投資に対してぼくらみんなのお金、2520億円を使いたいかどうか。
さらに、最近じゃ500億分は東京都の方々が投資してくれるの?なんて話もある。


それぞれの立場で国立競技場の投資が今後の嬉しい状況を持ってきてくれるかどうか考えたいわけで。

それはこの為末さんの記事がひとつわかりやすい。
新国立競技場 | 為末大・侍オフィシャルサイト

tamesue.jp


3つの立場から反対しています。

ひとつは陸上選手として反対。
陸上競技の世界大会をルール上(サブトラックが必要)ひらくことができないから。

ひとつはスポーツ選手として反対。
スポーツは社会の役にはたっても、お荷物だと思われるのは(仮にそれにアスリートが関わっていなくても)いやだから。

ひとつは日本人として反対。
スポーツの国際イベントなんて一年に一回あったらいい方で、それ以外のスポーツイベントでも8万人の競技場を満たすことなんてできないから。

という。

たとえば、オリンピックは復興がひとつお題目として掲げられているけど、

福島の産業団地造成などには、40億円が交付されると決まったそうな。つい先日。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150707/k10010142041000.html
これが、どれだけのハッピーをもたらすのか。

それに対して、2520億円は、どうか。

そういや、40億円といえば、くしくも
新国立競技場の維持費と同じですね。

投資しても良いけど、その後の維持費40億。
もっと大変なのは、これですよね。


つくっても良いけどそのあと誰がどうすんの?


一度つくれば終わりじゃなくて、維持費が40億かかるとも言われてるし、もっと、とも言われてる。

2520万の車買っても、毎年40万の車検代かかるみたいな。


それで誰が管理するのか。
国や東京都単独で管理するわけなく


指定管理者制度」っていう、鹿島アントラーズカシマスタジアムみたいな、「民間誰か運営して儲けて〜」ってやるのか。
都市公園法」を使って、楽天イーグルスKoboスタみたいに何かを増設するために議会の承認とかいらないスタイルにするのか。


今のところ
新国立競技場事業手法に関する検討』を見ると上のふたつではなく
「PFI=Private Finance Initiative」っていう、
事業を民間に任せて、管理する側を別にして事業内容をコントロールする仕組みを利用するそうで。

事業者がなんとか頑張るだろう」という考え方で検討しているとのこと。

新国立競技場事業手法に関する検討』
http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/Portals/0/yushikishakaigi/20150707_05_siryou4.pdf


このPFIってのは例えば、
そのスタジアムでビジネスする人や団体(事業者)が「観客の料金こんだけにしちゃえー」って思っても、
彼らの完全自由なスタイルにしないで、
管理者(今回はJSC=日本スポーツ振興センターになるのかな)という存在を別に作って、ある程度話し合って、
行政との許可を得ないといけなくするもの。


はたして維持費40億をカバーできる事業者は現れるのか……
毎年40億どうやって儲けられるか…


あ、
およそ640億円かけたブラジルワールドカップのスタジアムは、今バスの停車場と化していますよ。
ブラジルW杯の開催スタジアム、維持費がまかなえず“アレ”に姿を変える
qoly.jp


 ***

なんにせよ、これからの日本の投資として、ぼくらの財布からある程度出て行く金として、どんな投資が良いのか、そういう考え方をしていきたいなと。



っていうか、民主主義って難しいよねー。



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