人生かっぽ

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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

大事な人の聞き上手になりたかった僕。先輩の「紙になれ」という言葉がとてもしっくりきた

コミュニケーション 恋愛
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恋人の将来考えていること、仕事の話にアドバイスして喧嘩になった。
自分の子どもに余計なことを言って喧嘩になってしまう。

よく相談を受けます。
「こういうときなんて返したらいいだろう」と。

大切な人にアドバイスをしてしまう。
それで喧嘩になる。
そしてひどいときには、それが別れや大きな溝になってしまう。


そんなとき、よくぼくはこんな言葉を紹介します。


「大切な人にとっての紙になること」

けどこの言葉はかつて、ぼくが教えてもらったことでした。


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「おれ思ったんだよ。聞く側が紙になることだと思うんだよね」

「紙?すか?」

カフェ・シェリュイ
カフェ・シェリュイ / yto



先輩が、ぼくの悩みに対して自分の気づきを言う。
この先輩は、以前
「ずっと一緒にいられる人はスーパーに行けば分かる」
と言った先輩。

「付き合う決め手が、分からない」と言う人へ 一緒にスーパー行って楽しいですか? - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ



「紙だよ、紙。うん。
 おれもついつい恋人にも友達にも言っちゃうんだよね。
 で、喧嘩になるんだけど。
 自分が悩んだときにさ、よく『紙に書きだせ』とか言われるっしょ。
 おれもあれよくやるんだけどさ、紙にね。
 やる? おまえ?」

「あ、やります」
ここで書いたように本当によくやっている。

「そんときさ、おまえよく考えてみろ。
 紙がさ、アドバイスするか? おまえに
先輩はひとりで笑ってるが、
ぼくは何が面白いのかうまくつかめていないので
「いや、しません」とだけ答えて、次の言葉を待つ。

「アドバイスしてきたらさ、ムカつかない?
 仕事の不安とか手始めに書いたらさ、
 『それはさ、おまえもうちょっと上司に向き合ってさ…』
 とか言われたらさ、超ウザいじゃん」

まだ笑ってる。
まあ、大体の意味が分かってきた。


「だからおれ、
 あ、これと同じようなことやられたら嫌だなと思ったんだよね。
 相手はたぶん、おれらに紙になってほしいだけなんだと思うわけ。
 だったら、紙に徹しようと。
 自分は、相手の紙。なんでも書き付けてくれ


なるほど。
たしかに不安を抱えたときに、その気持ちを紙に書き付ける場合
ぼくらは何にも言い返さない紙だから、なんでも書ける。
そして書いてスッキリすると、自分で解決策を見つけたり、
解決策を求めて本を読んだり人に話を聞いたりする。

けど例えばの話、紙がいちいち言い返したり、これしか書いちゃダメですとか制限がかかっていたら
書いていいことダメなこと、いろんなこと考えていつまでたってもスッキリしない。




何の紙でもいいわけじゃない


Esterbrook fountain pen
Esterbrook fountain pen / vidalia_11


先輩の「紙になる」という話に
自分なりのアイディアを足すなら
相手にとってはどんな紙でもいいわけではない
と思います。


書くならこの紙
というものがあるはずだからです。
つまり、
誰でもなくあなたに聞いて欲しいって気持ちがあるわけです。


自分の話をすると、
自分の1日のことを書くなら、モレスキンと決めています。
そこには「この紙は紙質がこうだから」「機能がこうだから」という理由はさしてない。
どちらかと言うと
とても感覚的、個人的な理由なんです。
「なんとなく、このノートに書いている自分いい感じになれそう」
「あのときも、このノートに書いたら乗り越えられた」
「あの人にオススメされたから」
そういう自分にしか当てはまらない、気持ち的な、理由。


自分が話を聞いて欲しい人も、そんなノートのようなものだと思います。
「この人なら合理的な解決策を出してくれるから」
とかそういうハッキリした理由というよりも
「なんとなく、今までも助けてもらったり、一緒に乗り越えてきたから」
という理由。


そして自分のお気に入りのノートのような人には、
話を「返して欲しい」のではなく
話を「受け止めて」もらいたい。
自分一人でいまこの頭の中のモヤモヤを抱えきれないから
一度預かって欲しい。
けど、預かってもらうには、
誰でも良いわけじゃなくて、自分の気が置けぬ、あなたにこそ




「こういうとき、なんて返してあげればいいですか?」
そういう相談に、
「返すことって求められてるんかな?」
とぼくは言う。


先輩、拝借させていただいております。
「紙になってみたら?」


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人生を、かっぽしよう
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