人生かっぽ

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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

「高3の次男が将来何をやりたいか分かりません。」僕「大学院卒業しますが、夢ありません」

お悩み
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お悩みに対してぼくも悩んだりちょっとばかし解決っぽいことを書いてみるコーナーです。

詳しくはこちらの記事で

お悩み×お悩み室 始めます。 - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ



注目すべき第一回目のお悩みはこちら。

高3の次男は、将来どうしたいのか、何をやりたいのかが分か
らない(考えようとしない?)様子。とりあえず受験すると言ったものの、私大入試直前でも必死さや焦りは見受けられず。母親の私は
どうあるべきか? 次男の兄姉は勉強や運動が得意で友達も多く、好きな道を歩んでいます。
(53歳 女性)


そうですね、ぼくも、将来の夢とか、特にないんです。

Mobile addict.
Mobile addict. / MIKI Yoshihito (´・ω・)


これは受験シーズン前にもらった相談だったので、この3月の時期にコメントすることをお許しください。

「焦る」ってのは「できるはず」の裏返し

ぼくも結構、焦らないタイプなんですけど。

焦りって、自分はできるはず、の裏返しだと思うんです。
自分はできると思うから、焦るんだと思います。

こちらの記事で書いたんですけど
佐藤ノート№35 〜勝負する自分〜 - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ

緊張するのは
自分がもしかしたらできるんじゃないか
と期待しているからだ。
と将棋棋士羽生善治は言う。


焦ってないってのは
「自分、できる」と思ってないんじゃないかなあ。


ぼくは大学行っていろんなことやったら夢がなくなった。


夢って持ってる方が良いように感じますよね、周りからしたら。


ぼくもずっと夢を持ってなんぼだと思っていました。

けど、旧帝大という、ある程度偏差値が高い大学の、さらに偏差値の高い学部に行ってみて気づいたことなんですが、
それほどみんな夢って持ってないんですよね。
それを見て、最初はすんごいイライラしたんです。
「おい、夢を持てよ!」
と松岡修造ばりに。


ただ、大学通して自分がいろんなことやってみて
夢、持てなくなっちゃったんです。
夢、って何かな?って。
これ、どうしたらいいんでしょうね(笑)


そりゃ、こういう風になったら世の中面白いなあとは思いますが
つまるところは「明日楽しければいいや」
ってそんな風に思っちゃってるんです。
昔はもうちょっとギラギラと野望的なものを持っていたんですけどね。


ただ、目標は持っています。
それは「人生を楽しく生きたいから」です。
「いついつまでに、どれくらいこの数値を達成するぞ」
と、まあこんな感じに。
このブログもそうです。


これって見方によってはものすごい冷めていると思います。
「死にたきゃ死ねばいいんじゃね、それが幸せなら」
とか、そういう中二病的な発言に近いと自分では思っているので、
あんまり外には出してないんですけどブログに書いてますけど。


じゃあ夢じゃなくて、ぼくのブログみたいに、打ち込むことの探し方はどうすればいいか、と聞かれれば

と答えます。
なんとなく降ってきたものを、なんとなく一生懸命やってみる。
ただ、一度決めたものは一生懸命やります。
だって一生懸命やらないとつまんなくて、結局自分が損するから。


生きれば生きるほど、可能性がはっきりして限界が見える感じがする

人生長く生きていろんなことに取り組んでくるとだんだんと、
「自分はこういうことができるんだな」
と分かってきましたが、しかしそれは同時に
「自分の実力なんてこんなもんなんだ」
ということも思っちゃうんですよね。


幼い頃の無限の可能性が、だんだん限界があると分かってきちゃう。


幼い頃は「自分はなんだってできる」「何にだってなれる」と思っていて。
それは大人が言うような「若い者の可能性」とかっていう話ではなくて、
本当に心底、根拠もなく、
それができたり、それになれたりすると思っていて。
だから◯◯戦隊ごっことか本気でやっていた。本気で◯◯戦隊になれると思っていたんです。
それは現実を知らないから。
自分の肉体的限界を知らないから、本気で筋肉むきむきで悪党を倒せると思っている。



夢はないけど、無限の可能性を感じている自分も危なくないか


ぼくの母は、ぼくの想像力を削がないように育ててくれました。
ぼくがどんなに夢見がちなことを言っても、
例えば、中学3年生の三者面談で
「アンパンのファーストフードチェーン店を作りたいんです」
と言って担任の顔を鳩が豆鉄砲食らったような感じにしたのに、否定せずに、聞いてくれました。


だから、ぼくはある程度自分はなんでもできるんじゃないかと思って育ってきました。
夢はないんですけど、能力はあると思っちゃってるやつです。

その代わり、ぼくの人生の選択肢に安定コースみたいなのは無くなってしまいました。
「大地くん、それは今の世の中じゃなかなかに難しくてね」
とか言われても
「なんでもできそう」
と思うので、人が絶対に渡らないような橋も渡れるんじゃないかと思っちゃうんです。
もう、今でも◯◯戦隊なわけです。気分は。


はたから見たら面白いと思うんです、ぼくみたいなの。
けど、そばにいる人から見たら気が気じゃないですよね。


これどうしたらいいんでしょうね。



とりあえず、ぼくは向こう3ヶ月くらい楽しく生きたいなと思ってるんですけど
将来誰か大切な人を養うためには、これじゃいかんなと気付き始めているので、
責任感とちょうどいい現実感は持って行こうというのがぼくの課題です。



「人生かっぽ」では、大地に一緒に悩んで欲しいことを随時募集しています。
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