人生かっぽ

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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

人見知りによるウジウジ20年間を脱却できたのは「キャラ」を持てたから

コミュニケーション 行動化 ボランティア 挑戦
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親が心配するほどの人見知りでした。


様々なイベントの場に出た時の懇親会などでは
どれだけ相手と短い時間で深い話をすることができるかが
次へのチャンスにつながります。


けど話しかけられない。
会話のキャッチボールをする自信がない。


人見知りを脱却する。
そのためには、
具体的にどんな質問をするかということも、もちろん大事なんですが
そもそも興味ないし、と思ってしまうのが人見知り。
そこでチャンスを多く逃していくのも人見知り。
だから、気持ちの部分でそういう壁を壊していく必要があります。


ぼくは20年とちょっとの時間をかけて
人見知りを意識して脱却しました。


ぼくの場合は
あの日
はっきりと「あ、こうすれば良いんだ」と気付いた、忘れられない瞬間がありました。

Sandwich med røget laks
Sandwich med røget laks / cyclonebill


東日本大震災が起きてから何か避難所でできることはないか。
そうぼくは思っていました。


けれど避難所を回って話を聞きまわろうと思うのに
何しろ何を聞いたら良いか分からない。
人見知りが失敗するに決まっている。
ただ、何かはしたい。それははっきりしている。
やったら良いことは分かるのに自分の人見知りの殻が邪魔していました。


どんな顔して話したら良いんだろう。
そもそも相手にしてくれないかもしれない。


だから、こういう嘘をつくことにしました。

「自分は情報を集めて、それを個人でニュースにして流している人間だ」と。


Bread #2
Bread #2 / Damien Pollet


嘘をつくことに少しためらいはありましたが、
情報を集めて何かできないかと考えている点では全てが全て嘘ではなかったので
ジャーナリストのような自分像を作って避難所に飛び込みました。


「スーパーへの買出しは困っていませんか?ここから結構距離ありますよね?」
「どれくらい前からここにいるんですか?」
「朝晩は寒くないですか?」
「お風呂に毎日入れないのはストレスたまりますよね」
「物資はどうですか?……あ、意外と足りているんですね」
被災直後からの生活と比べるとマシになったこともあれば、ひどくなったこともありますよね?」


不思議なことに自分のために聞こうとすると、何を聞けば分からなくなるけど
「視聴者のために」聞こうとすると、聞くべきことは山ほどある。
そうして聞いているうちに本当に自分が興味を持つことも出てくる。


それまで、何回か会った人じゃないと自分から話しかけられなかった自分が
この場合は「視聴者」という第三者を意識して話をすると、どんどん話しかけられるようになったんです。


気づけば、持っていたメモ帳がメモでいっぱいになっていました。


そして帰りのバスで気づきました。
「ああ、誰かのために話を聞けば話せるんだ」と。


half-sour pickles
half-sour pickles / Muffet


どうして人見知りを抜け出して話しかけられないかと言うと
それは「素の自分」のまま話しかけようとしているからだと思うんです。


素の自分のまま話しかけようとするとどうなるかと言うと
まず、極度に意味を求めるから、自分の興味のあることしか聞かない。
だから興味持てなさそうな人には話を聞かないということになります。
それから、素の自分で話しかけたら失敗した時も素の自分が傷つくわけですよね。
どういうことかイメージしづらいかもしれませんけども
素の自分で話が続かないということは、
その人と良い関係を築けないという、かなりショックなことを意味します。
だから、それが最初から目に見えているから怖くて話しかけたくない。


だからそこを抜け出すには
素の自分じゃない、「キャラの自分=インタビュアーの自分」を作れば良いわけです。
そして、自分が話すのは自分だけではない他人にも届けるためと意識します。
そうすると、自分が興味ないことも聞いたって良いと思えるし
失敗しても、良い情報がつかめなかったわけであって、関係自体が悪いわけではない。


そうやって、TPOに合わせて
ときにはドキュメンタリー、ときにはバラエティ、ときにはニュース。
キャラをコントロールしたり質問をコントロールします。
そうすると、話しかける気持ち作りができるんです。


大ヒット書籍『聴く力』の阿川佐和子さんも
相手の話を引き出して聞き上手になったのは
特にインタビューをするようになってからということも述べています。

聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)

聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)



Mmm... fish sammich with slaw and tartar sauce
Mmm... fish sammich with slaw and tartar sauce / jeffreyw


自分のためだけじゃなくて
誰かのために話を聞いたって良い。


興味は聞いているうちに出てくるものだから。


人生を、かっぽしよう

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