人生かっぽ

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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

後輩が楽しむ場をつくる先輩には「つっこまれ力」がある

コミュニケーション バイト 仕事術 人見知り
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最高の先輩
なんでも知っていて、なんでもできて、なんでも相談に乗れて、
そういう人だと思っていました。

頼りになる人、みたいな。


もう、まわりの人が言うことないような、そういう先輩。


けど、いま、ぼくは
ちょっと呆れられて、馬鹿にされて、つっこまれるくらいでちょうどいいと思っています。




「つっこまれてこそ、遊びものにされてこそ先輩」
だし、それでこそこり固まらないでいられると思うようになったきっかけがあったのです。


「あなたがいると盛り下がる」と言われた日

New table and chairs
New table and chairs / pmsyyz

どうしてまわりの人が意見を言ってくれないんだろう。

それは、バイトで自分が先輩としてふるまう中での課題でした。

自分ばかりが意見を言って、まわりは静か。

「いやぁだってその通りですから」

ぼくが「どうしてあんまり意見言わないの?」と後輩に聞くと、そんな答えが返ってくる。



あるときに
ミーティングの場所に遅れて入ってみると、ものすごい場が温まっていて。
みんなすごい笑顔だし、すごい話しているし。


その日は、遅れるから、とミーティングを後輩に任せていたときで。


おお、今日はいい感じだなぁと思って、席についてぼくも話し始める。

ところが

ぼくが話すと、じわりじわりとしずかになる。


終わったころには、なんとなく気づく。
「これやっぱり、だれも何も言わないのはじぶんのせいだな」
と。



それからずっとたってからのこと


「佐藤さんいると、場の空気変わりますよね」
と後輩がバイトで言ったことがあって。

それに近いことはずっと言われていたから、
「ああ、そう?」とまんざらでもないような顔をした。

と言うのも
ぼくはその意味がずっと
「自分が来ると良い空気に変わる」
と思っていたから。

ただ、その後輩はいつもの人たちよりもハッキリ言う人で、その言葉のあとにこう続けてきた。


「佐藤さんいると、ぶっちゃけミーティング盛り下がりますよね(笑)」


ははは、
と、ぼくはその場では乾いた笑いをしてみたけど、がく然とショックを受けました。


そして
その言葉は、それからも、ずうっと尾を引いたのでした。



あ、じぶんに足りないものやっと分かった

Natto!
Natto! / kc7fys



「つっこまれ力」
の大切さに気づいたのはそれからけっこう時間がたってからのこと。


ほかの場所でも、
またほかの場所でも、
やっぱり同じようなことが起きてしまい、そのたびにあの言葉がよみがえるわけで。


「佐藤さんいると、ぶっちゃけミーティング盛り下がりますよね(笑)」


けど、そうは言っても、
ぼく自身も意地があるから

「これがぼくのやり方だ。
強力なリーダーシップも必要だ」

そう思って、
うまく付き合えないまわりが悪い
とさえ思っていたわけです。


ただ、そう思いつつも、
やっぱり気になるから、どこかでアンテナをはって生活していたんでしょうね、


まわりがいつも楽しそうにしているしゃべる場の中心にいるひとを見ていて、やっと分かったのです。


ああ、「つっこまれる力」だ。
その力が、自分には足りないんだ。



「つっこまれ力」を持つひとは不完全な存在

fermented soybeans / 納豆
fermented soybeans / 納豆 / [puamelia]


「つっこまれる力」
「つっこまれ力」
それを持つ彼らはとても「不完全」な存在です。


それほど素晴らしいアイディアや考えを言うわけでもないし
論理的にも明快じゃないことを言う。

だから「は?」ってなる。
で、ついつい言っちゃう。
「ちょいちょい待って。それこうしたら?」
「いやいや、おかしいでしょそれ」


「つっこまれる」とは
気になったことや不自然なことを言ってもらえること。


難しめに言えば
フィードバックをもらえる力。


「不完全な存在」と言えば、
すごくマイナスな感じがするけれども
プラスにとらえれば、それは
「ものを言いやすくて、関わりやすい存在」


先輩だからと言って、言いづらいとは思わせない。
むしろ笑いながらなんでも言える。


「つっこまれ力」とは
まわりをどんどん関わらせ、参加させる力。



 ***



完璧主義者のぼくからすると
だれかに足りない部分を指摘されるってのはとてもいやなことで。


けど、
まわりがじぶんといると楽しい。
そんな先輩に、そんなひとになるのが、ぼくなりの喜びで。


だから、なかば呆れられるくらい、素直にバカになろうとふるまう。
なんだかこれはこれで、とてもラク。



最近は、
完全を目指してしっかり主張するところと、
不完全でも良いところ
そのバランスがなんともむずかしいなあなんて思ったりもしています。


人生を、かっぽしよう

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