人生かっぽ

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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

彼女が7年間付き合った彼氏と別れると決意したのは、朝食がおいしかったから【いつかティファニーで朝食を】

レビュー 恋愛 別れ
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7年間付き合った彼氏と、彼女は別れることに決める。


それは朝食がおいしかったから。


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『いつかティファニーで朝食を』
という漫画作品を読む。

いつかティファニーで朝食を 1 (BUNCH COMICS)



今シーズンにトリンドル玲奈さんを主演にドラマ化されるってことで、本屋に平積みされていたので、
なんとなく手に取ったのがきっかけ。

お試し読みをしたのだけど、その何気ない日常のなかにある、けどだれしもが日々抱えている鬱屈(うっくつ)とした気持ちを、
気持ちの良いトーンでリズムがとても心地よくて、すぐさま1〜3巻を購入。



物語が始まるのは、ある朝。
主人公・佐藤麻里子が、7年間付き合っている彼氏と同棲する部屋で、つまらなそうに菓子パンを食べる朝から。


仕事もそこそこに、彼氏も昼夜逆転のような生活で、リズムが合わない。

その日もケンカをして部屋を出ると、ずっと彼氏と一緒に行こうと、入るのを我慢していたカフェが目に入る。

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どこかふっきれた気持ちも手伝って、昔からの親友たちを誘い、そこに行くことにする。
そうして、友人たちと朝食を食べのが、はじまりの朝。


そしてそこで出会った朝食が、彼女の心を少しずつ変えていく。


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表情が印象的で秀逸。

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朝食を食べる前のもやもやした顔
朝ごはんを食べたときのどこか思い出したような満足した顔
7年間付き合った彼氏と別れることを決めた顔。



ひとつひとつの顔がとても繊細に描かれている。

早々に読み終わって、4巻と5巻も買い足す。



人生で何かを決めてはいけないタイミング

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じぶんの中でひとつルールがあって。

「満たされていないなかで、何かを決めない」

ということ。



どこか不安だったり、イライラしたり、焦っているとき。
そういうときに決めたことは、考える材料をきちんと見切れていないから、後悔しやすい。
そうすると、何度も何度もことあるごとにふりかえったりする。


悩む
とは、結論が決まっているのに、可能性や選択肢を頭のなかでこねくり回すこと。
なのだと思っていて。

どうにもならないのだけど
余裕がないから、ぐるぐる回る。

考えて決めることと、悩むことは似ているようで全然ちがう。



だからそういうときは、心が満たされるまで待つわけです。

ぼくの場合、安らぎを持てる人や物に囲まれて、
美味しいごはんを食べたり、
温泉に入ったり、
物語を観たり読んだりして待ってみます。


そうすると
五感が満たされる。
そして、
ふつふつと心が満たされていく。


そこで、
少し間を置いてから決める。
えい、と。


あるいは、もはやどうでもよくなってすらいる。
右でも左でも、YesでもNoでも、好きでも嫌いでもなく
どうでもいい

参考「好きじゃない人」が多すぎてイライラ悩む僕に大きすぎる気づきをくれた食レポ達人のあまりに単純な一言 - 人生かっぽ —佐藤大地ブログ



今まで必死にしがみついていたことや、人が
心に余裕ができた瞬間にどうでもよくなっている。
そうして、心がすっと軽くなって、次のことを頭に入れられる。



ティファニー』の麻里子も、その日恋人と別れることに決めたのは、
満足な朝食を食べることができたから。
大好きな親友たちに囲まれて。
心が満たされたあとで。


で、ここまで書いてきて思い出したんですけど
この記事で彼が言っていた「おでんを食う」ということがまさにコレでした。

copy.hatenablog.com




そもそも
ぼくがこの『人生かっぽ』で人間関係をメインに書きながら、
食べることについてもこの記事のようにちょくちょく書いているのはそのためで、
人間関係でたいへんなことを解決してくれるのは、
意外と他人ではなくて、心が満たされたじぶんだったりして。


そういう満たされたじぶんをつくりだすのは食べることだから、食べることを書いている。



食べることは、五感の満足を作り出して、心の余裕をつくる。





ぼくらにとって朝はちょっと「こわばる」時間


Yogurt, blueberries, and granola
Yogurt, blueberries, and granola / grongar





ってのはたいせつな時間。


ぼくらにとって、朝っていうのは、
迎えいれないといけない存在だし、
とても緊張する存在でもあるし、
すこし怖い存在で。


というのは、ぼくらは朝を迎えたら働くことが始まるから。

夜は勝手にやってくるけど、
朝は起き上がって迎え入れる必要がある。

朝起きたら、1日が動き出す。

それがたとえ楽しみだろうと、憂うつだろうと、
みんなちょっとした緊張感を持って朝を迎える。



朝ってそういう時間。



だからこそ、朝に何か余裕を持つということは、とても大切なように思うのです。

そういう朝にこそ、贅沢じゃなくて、幸福を持つ。
ご褒美でもなんでもいい。


何かにむかっていく余裕をつくる。
そうすると、朝がちょっとだけ楽になって、清々しくなる。


ティファニー』のなかにも、麻里子をはじめとして、
一緒に朝食を食べる友人たちの物語も進んでいきます。

みんなそれぞれ考えなくちゃいけないことを抱えている。
働いてたり、結婚していたり、不倫していたり、コンプレックスを抱えていたり。
30歳を手前にして、会社でも人間関係のはざまにいたり、頼られるから気を張ったり。
そんな共感できることに、彼女たちも立ち向かっている。


それぞれが、それぞれの朝をむかえて、
その朝から今日という先の時間へとむかっていく。




朝食は今日という日を決めて歩いていく余裕をくれる


Scrambled egg toast
Scrambled egg toast / gaku.


何かに向かっていくためのちょっとこわばる朝。
そんな朝に心の余裕をつくりだす食。


だからこそ幸せな朝食は幸せな1日をつくっていく。



それぞれに朝を迎えて、たまに一緒にむかえて、それぞれの先のことを決めて、進んでいく。
ティファニー』の中でのそんな姿が、とても勇気づけられたり、考えさせられたりするのです。



「理想の朝食を求める日々が始まった」
と言って麻里子は物語を始めます。

たぶん、これは理想の「朝」を探しにでかける日々なんじゃないかなと。
そう思います。


未来を決めて進むために必要な、幸福な朝を、探す日々。


今何かもやもやと抱えているなら、朝食を。


『いつかティファニーで朝食を』

いつかティファニーで朝食を お試し小冊子

いつかティファニーで朝食を お試し小冊子

いつかティファニーで朝食を 1巻

いつかティファニーで朝食を 1巻

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