人生かっぽ

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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

シェアする用の写真を撮る自分は、だいたい最初からできている

エッセイ
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自分が感動したい台本は、事前にできている。


松島に、趣味の温泉に行ってきた。

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いつもとは違うところを歩くので、いつもとは違う風景が見える。

日本三景・松島。
やっぱり美しいまちが続く。

ちょっと坂道を登って、振り返る。
すると、そこには海がある。

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うおお、すげえ。

写真に撮る。



気持ちも晴れやかになる。
子供が自分に笑いかけてきて「おう、元気?」と心なしか瞳知らない自分がいる。

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なんて素敵なんだ、松島。


と、そう思って写真を撮っていたときに、
ひねくれた自分が出る。


「おまえ、自分がそう見たいからそう見えてるだけじゃね?」

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駅を出た時から、きっとお前は自分が見たい「ザ・松島像」を作り出して
きっと、友達にシェアするための綺麗なストーリーが出来上がっていて
「ほら〜こぉんなに綺麗な風景が撮れたよ」
とか後でシェアする用に撮っているだけだ。

そういう姿が「見える」んじゃなくて
そういう姿を「見ている」だけだろう。

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最初から持っていた偏見を、自分の体験で完成させるために、
シャッターを切っていただけだろう。

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きっと土地だけじゃなくて、人も、そうで。
「きっとこの人こんなんだろうな」と思ったら
その偏見を完成させるために
「やっぱりこういうこと言われた」
「やっぱこいつ馬鹿だった」
という部分の体験しか見ないと決め込んでいる。


そして「そうであれ」と圧力や暴力さえ加え始めていくんじゃないかなと。
いや知らず知らず加えてるんだろうと。


感動する台本だけではなく、
やっぱりあの人を嫌いになる台本も、
だいたいは最初からできているような気がする。
その予定通りの未来をつくることで、思い通りが、安心感をつくる。
だから、それを全て悪いとは言いたくない。


けど
そういうことばっかりしてると
いつか見てない部分から反撃を受けるんじゃないかと、思った。

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