人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

恋人、結婚。それがあれば人生は本当に幸せか?

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程遠く手に入らないと思っていた恋人という存在が、結婚相手という存在が、
ネットのお見合いサービスで、もののワンクリックで見つかってしまって、
自分の人生に足りないものが、指先のタップ一つと、お金があれば手に入ってしまう。

そうやって、彼女は結婚生活を手に入れた。
けど、気づけばそれが、
はじめ思っていた幸せな生活とはまったく違う時間への入り口だった。


リップヴァンウィンクルの花嫁』
ずっと観たくて、いつの間にか忘れていた映画。
Amazonプライムビデオで無料で観られる作品だったので、
びっくりして、その週の休みに待ちに待って、観た。

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バウムクーヘンをレンジで温めて食べながら。
3時間は長くて、途中ウトウトしながら
観た。


リップヴァンウィンクルの花嫁【劇場版】
(2016-09-02)
売り上げランキング: 35,753

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インターネットで出会った彼氏。
順調に結婚に至るけれども、ある男性の登場で結婚は破綻。
そこから真白というAV女優と出会い、真白との不思議な生活が始まる。


この作品の名前にもある
『リップヴァンウインクル』
は、アメリカの作家ワシントン・アーヴィングの短編。
アメリカ版浦島太郎とでも呼べる作品。

ある日森に入った主人公が酒盛りをし、
寝入って目覚めると、時代は大きく流れていたという話。

リップヴァンウインクルの花嫁の主人公も、
真白と豪邸に住み、非日常な体験をする。
けれど、真白が死ぬことでその夢もさめる。
主人公が日常へと戻ってくる。



日常を取り戻す。


ぼくらはいつだって幸せな日常をそれなりに得たくって、
気を張ったり、
背伸びしたり、
手を伸ばしたりするんだけど、
気づけば一生懸命になりすぎて、
目の前のちっちゃな幸せが見えなくなって、
逆に不幸になってるなんてことが、ある。

たとえば恋人の存在。
最初はそばにいれてくれるだけで嬉しかったのに、
そのうちあれをやってほしい、どうしてこれをやってくれないの、なんて思い始めたりする。

もっともっと、と思っているときには気づかないもので。
本当に大切だと気づくときは、そういうものを失ったときで。



ほんとうは、最初っから幸せだって、そりゃほんと、そのとおりなのだ。


ぼくらはたぶん、生まれた時から幸せで
それはなにも
「生まれたことに感謝しましょう」
という道徳論を唱えているわけではなくて。

生きていく中で、
やれ他人がどうしたとか、
それと比べてわたしゃどうだとか、
そうやって価値観が他人にぶつかるほど、ぼくらの幸せハードルは高くなっていく。



そうやって、ぼくらは幸せ探しの道に迷う。

「いま、どこ?」と。




他人と同じものを手に入れないと幸せだと思えず、
同じ経験を一通りしないと幸せだと思えず、
恋愛だ、進学だ、就職だ、結婚だ、出産だ
というものを経験しないと何やら幸せな人生を全うした気にならない。
どっかピースが欠けたような感じになる。



けど、よくよく考えてみりゃ、最初っから幸せなのだ。ぼくらは。



ないところから始まったぼくらの人生は、
いつのまにか「あなたの人生はこうあれ」と
誰かに与えられる人生で
いつのまにかぼくらの人生は誰かに奪われてく。

そこの勘違いからの脱出。


日常を、取り戻す。
ぼくらは、いつだって、ほんとうは幸せだ。


この作品は、そんな勇気を取り戻してくれる気がしました。



本作品はAmazonプライムに会員登録すると無料で観られます。
(2017/11/12現在)

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最近は、『MOZU』『64(ロクヨン)』とか、
いろんな映画が無料で観られるようになってて
いいなあと思ってます。


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人生を、かっぽしよう。