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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

ねえ。悩んだとき自分で解決しますか?どこかに行きますか?【言葉が立ち上がる時】

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言葉が立ち上がる時というのは、突然だ。

悩んだとき、言葉をじぶんの中から必死で見つけ出そうとする。
まるでそれはゴミ箱のなかを手当たり次第にかき分けるように。

けれども、それは勘違いだということに気づく。

結局待っているのは迷宮入り。

いくらあさっても、かき分けても、言葉は見つからないし、むしろ前よりもウツウツとしてくる。

そういうとき、ぼくはよく松島にふらりふらりと足を運ぶ。

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この本を最近読んだことで、言葉がふわりと立ち上がる瞬間に、よけいに敏感になってる。


言葉が立ち上がる時
言葉が立ち上がる時
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柳田 邦男
平凡社
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とてもいい本だった。

柳田邦男の息子さんの洋二郎さんは、自死をしている。

この本では、そういう柳田さん自身の失った体験、言葉を探す体験と、
東日本大震災をきっかけとしたそれぞれの失った体験が重なり、
どんなとき、ぼくらがぴったりくる言葉を見つけていくのか、読みやすいタッチで書かれてた。



さて。

「悩んだとき、じぶんを信じなさい」
こんな言葉があるけれども、最近とくにウソだって思うようになった。
いや、正確には、ちょっとだけウソだ。


悩んだときほど、ぼくはじぶんを頼りにしなくなった。


どちらかというと、「言葉が沈んでいるじぶんを信じてみよう」と考えるようになった。

ほら、水槽って、何もしないと砂が奥底のほうに沈み込むじゃないですか。
けど、その砂のなかに、調子がいいときだったらきっと見えていた言葉が眠っていて。
調子が悪くなると視界がせまくなって全然見えなくなって。


だから、そういう「きっと言葉が奥底に沈んでるだけだろう」って考えて、そういうじぶんは信じてみようと。
じぶんで何とかするんじゃなくて
まわりの助けでじぶんは何とかできるんだろうって。

これ、やっと最近考えられるようになりました。良い子。


その眠っている言葉たち。
それらを浮き上がらせるために、
他人やら環境やら「別の誰か」「別の何か」があるところに身を運んで、浮いてくるのを待つ。

ぼくの場合は、がたんごとんと電車に揺られるときもあるし、近くのコンビニを意味もなく店内一周旅行したりもする。
こういうの、ほかの人はどうやってるんだろう。
聞いたことないけど気になってきた。



ふとした出会い。
言葉が突然に浮き上がってくる。


ゴミ箱で思い浮かんだり
ポストで思い浮かんだり
改札口で思い浮かんだり。



言葉が出る前は、およそ想像もしなかったところから、
全然関係悩みごとをすっと軽くしてくれたり、ピッタリはまる言葉が浮き上がったりして面白い。


こういう不自然さが、人間の面白いところだと、思ってる。


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