人生かっぽ

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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

人気CMを作る彼に学ぶアイディア術「後から見たとき、ちゃんと論理ないものは面白くない」

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「センス」「才能」
そういう言葉に苦しめられて人類は久しい。


思えば部活のバスケも勉強も中の上だったあの頃、
実力のないじぶんを歯がゆく思いながらも、「あいつらは違う」とか思っていて、
それを「才能」「センス」とかそういう「直感」みたいな言葉で語っていた。


あと、「どうやってやったの?」とか聞かれたとき「カンですね」とか言うと、
かっこいいわとか思うし、やっぱりかなわねぇわ、とか思って、めげるしね。

こいつバケモンだ、みたいに。

で、こいつらみたいには一生なれないんだろうなあと。めげて。



しかし、ですよ。
どうやらそうでもないらしい、と。

TBS番組『オトナノ!』で面白いトークがあったので、
それを見ながら、ちょっとそんなことを話してみます。

<目次>

そのアイディア、直感だ? いいえ論理です


取り上げる場面は、
聞き手がいとうせいこうさん。
話し手は澤本嘉光さん。

澤本さんは、ソフトバンクCMの「犬の家族」シリーズや家庭教師トライの「ハイジ」シリーズの生みの親、


数々のヒットCMアイディアを生み出してきた彼が
「直感で生まれたんだね?」という質問に対して、部分的に「否定」する話




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澤本:
そういうときって、すごくうまく、あとから考えると、「うまくいくな」っていう道が見えていて。
たぶん企画しているとき分かんないんですけど、
あとづけで説明すると、「あ、そうだったんだ」って、
じぶんの思考をたどれるっていう。


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いとう:
なるほどなるほど
直感なんだね?


澤本:
あの…そう言うとかっこいいじゃないすか?
「なんか降りてきた!」とか「直感だ!」っていうと直感に見えるんですけど
直感だって思えることって、あとからたどっていくと
「あ、直感だけど、ここの直感のここを長くすると…」


いとう:
論理はあるんだよね?



澤本:
(うなずいて)
全部ロジックなんですよ。


いとう:
論理がないものは、逆にピンとこないよね?


澤本:
そうなんですよ。
だから「おりてきた」ってことは絶対なくて
何かしら考えているのが瞬間に短縮されているってことなんだっていう。


こういうのを見ると、ぼくみたいな計算づくとか理詰めで物事ばっかり考えるクセのある人間は勇気付けられます。
努力すれば、今すぐではないにせよ、こういうところまでたどり着けるってことじゃんって思えるから。




最初から論理で行くと今度はつまらぬ

Sakura Parfait
Sakura Parfait / nwhitely



ただ、対談の前半で話されていたんですが、
アイディアを出す段階でけっこう切羽つまっていて、ぽーんって出したアイディアが面白かったわけで。
(「犬のアイディア」は、「一週間でアイディア出せ」みたいな無理難題の中で苦し紛れに出した。こんなこと言うのは、きっとあのハg…方でしょうが)


逆にアイディアを出す段階で
「これがうまくいくから、こうなって、で、こっちにうまくいっている要素を取り入れたら、うまくいくよね」
って論理からつくっていったら、おもしろ要素のメタボリックみたいになっては、なんかこう、ブレブレで面白くないと思うんですよ。

「新しいスポーツ考えよう!よし、サッカーゴール置いて、ピッチャーがボール投げて、バッターが打ったらボール持って、ボールを後方にしかパスしちゃいけない中で、ゴール目指して走る、とかどうよ」
とかもう、ボツですよね、ええ。なんですかそれ小学生でも面白くないって分かりますよ。



だから、論理はやっぱり必要なんだけど、トークの中にもあったように、
あくまで「後から確かめると論理がある」アイディアにすべきで、
まず論理ありきではいけないんだと思いました。


算数の時間に検算したじゃないですか。あれと同じじゃないかなって。
最初はすっごいスピードで計算するんだけれども、それだと計算ミスが出ちゃう可能性が大きいから、
あとからゆっくりしっかり計算しなおして、ほんとうに合ってるか確認するっていう。

あと、ブログを書く上で大切にしている言葉があって
「酔っ払って書き、シラフで見直す」
これもおんなじことだと思うんです。


アイディアが先、論理が後。




じゃあ、どうやって日頃から論理をつくるのか、
それは、電通出身の佐藤雅彦さんのやり方が参考になると思って。


面白いアイディアを大量に見て論理を取り込む


佐藤雅彦さんが電通に入った当初。
CMをつくりたかったのに全然つくらせてもらえず、
しょうがないから電通にあったCM作品をぜんぶ見まくって、
独自の「ヒットルール」を考案した
そうです。

つまりこのルールが論理で。


その後、佐藤さんは「ドンタコス」「バザールでござーる」「だんご三兄弟」など、
そのヒットルールをきちんと当てはめてヒット商品をバッコンバッコン出していくわけです。
(参考文献忘れちゃいました。だれか教えて)



こうやって、とにかくアイディアを見まくって、研究して、
じぶんの中に「法則」「公式」として取り込むことが、
きっとナイスなアイディアを生む筋肉になって、後から考えても必然なんでしょうね。


日頃から、たくさん見たり調べるって大事。



 ***


論理は後、アイディアが先。
けれど、論理がなければ、アイディアは出ない。



肝に銘じときます。



人生を、かっぽしよう

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