人生かっぽ

人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

一冊の本を人生のチャンスに変えるA君と変えられないB君

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たとえばあなたが本を読んだとき、作品を見たとき、
感動したとして。

いつかここにたどり着きたい。
いつかこの人に会ってみたい。
いつかこんなものをつくってみたい。

だれでも持つだろうその情熱は、
すぐに一歩近づくか近づかないかで
結果が大きく異なる。

そんなことを思うとき、いつでも思い出すのは
ある後輩が取った、仰天の行動で。

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「大地さん、おれこの人めっちゃ面白いと思うんですよね」
と、ある後輩が山中伸弥さんの本をある日見せてきたことがる。

ああ、その人の本読んだよ。
たしかに、面白かった。

ぼくも同じように反応した。

「おれ、めっちゃくちゃこの人と話したいんですけど」

ぼくは笑った。

「いいよね、たしかに話せたら超面白い話ししてくれそう!」

そのときは、他愛もない読後の感想と、笑い話で終わった。
はずだった。

その後日

「大地さん、おれ話したかったんで
 メール書いたんですよ」

「メール?だれに?」

「山中さんですよ。山中伸弥教授」

びっくりした。
まさか、と思った。

まさか、そんなことやるやついるのか。


と、同時に思い出した。

何かを見た時、読んだ時
胸が高鳴って、高鳴った先へと少しでも近づこうとする感覚。
何が何でも近づこうとする情熱。

かつて自分が大学生のころに、マイケル・サンデルの本を読んで
マイケル・サンデルが来日するというのを見た瞬間に
参加イベントのメールフォームに必要事項を書き込んでいたときのこと。

結果的にぼくの気持ちは大きく揺さぶられて
あのことがなければ、人生は全く別の地点に立っていたはず。

そんな感覚を、忘れかけていたことを思い出した。



この後輩のように、
自分が情熱を持った瞬間に、一歩近づく人が取っている方法は簡単。

・メール
・電話
・その人のいるイベントに参加する

このどれかができそうなら、さっさとやってしまっている。


何をメールをすればいいのか?
そんなふうに考えることもあるけれども、内容はなんでもいい。

「書籍を読みまして、感動しまし、メール致しました。
 具体的には●▲■という部分です」

著者が大学の教授ならその内容に加えて
「ぜひ〇〇様のところに直接お伺いしてお話を聞きたいと考えております。
 ご迷惑でなければご返信お待ちしております」

こんな感じに。
情熱を伝えて、直接会えないか問うてみる。

それだけ。


こういうメールを皮切りに人生の大きな船出をした人をぼくはたくさん知っている。

演劇を本気でやりたくてチャップリンに会いに行ってイギリスの劇団に入った人。
刑事法の権威の教授の本を読んで手紙を書き、直接会ったあと、法律の大学教授になった人。
ある起業家の本を読み感動しFacebookでコメントしたことから直接会うことになり、それがきっかけで起業した人。

メールをしたからといって、読んでもらえるとは限らない。
読んでもらったからといって、返信をもらえるとは限らない。
返信をもらえたからといって、会えるとは限らない。
会ったからといって、将来の進路や仕事が決まるわけでもない。

感動を相手に伝える。
「その行動をとることのメリットは?」
なんて問われると、そんなのよくわからなくて、
だったらむしろやるだけ時間の損なんじゃないかなんて思っちゃうわけで。
けど、
人は、誰かに会ってみたいという情熱を持ったとき
どんなリスクも無いものに等しくしてしまうんだと思うんです。




君が目標ややりたいこととの距離を測っている間に、
なんとなくの日常を過ごしている間に、つかむ人がやってること。

それは、ほんの少しでも近づくために、その先の人へとアクセスを持とうとすること。

メール、電話、SNS、イベント、
なんでもいい。
アクセスを持とう。