人生かっぽ

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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

ブログに誹謗中傷のコメントをもらったんだけどもさ、スルーしません

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一定のペースで起こることなんだけども、今回も批判というよりも「誹謗中傷」系のコメントが来たんですけど。

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けどなんか今回はいつもとちょっとちがって。


いつもネット上のコミュニケーションも考えてるのもあるので
こういうコメントにただ単純にやり返したくもなくて、無視もしたくないって話。


「だけどな、それがそいつの、その夜、生き延びるための唯一の方法なんやったら、やったらいいと思うねん」



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けっこう前までは
誹謗中傷的なコメントを受けたら
まっとうな反論で相手をつぶしてやろうと思っていて。

「どうしてこの記事が無駄なのですか?
 ぼくはこのように思って記事を書きました。
 ですが、あなたには伝わっていない、というか、意味がないとお感じでしたらスルーすれば良いのではないでしょうか。
 ぼくは伝わるべき人にこそ伝われば良いという感覚で書いています」

なんていうふうに。



その考えも少しずつ変わり、
ちょっと前までは
スルーすればいいんじゃないかという考えになって。

そんなコメントかまっていても意味ないし。こっちが疲れるだけだし。


だから、ちょっと一段高いところから
「こんなことわざわざコメントして、くだらない人間だな」
「かわいいな、まったく。かわいくないけどさ」
なんて思うようにしていて、それなりにストレスはなくなっていて。


けども、小説『火花』を読んで、
そういう対応はどこかちがうんじゃないかとか、ちょっと考えるようになったわけです。

すこし長いけど、引用します。
主人公・徳永と神谷の会話です。

「人の悪口ばっかりの書き込みに対して、反撃するのは、そいつ等と同じレヴェルになるから、やらん方がいいって言う奴おるやん。あれ、どうなん?」
 多分、僕はそういう奴だった。
「レヴェルってなに? 土台、俺達は同じ人間やろ? 間違ってる人間がおったら、それ面白くないでって教えたらな。人が嫌がることは、やったらあかんって保育所で習ったやん。俺な自慢じゃないけど、保育所でならったことだけは、しっかり出来てると思うねん。全部じゃないかもしれへんけどな。ありがとう。ごめんなさい。いただきます。ごちそうさまでした。言えるもん。俺な、小学校で習ったこと、ほとんど出来てないけど、そういう俺を馬鹿にするのは大概が保育所で習ったことも出来てないダサい奴等やねん」
 そうかもしれない。
「ネットでな、他人のこと人間の屑みたいに書く奴いっぱいおるやん。作品とか発言に対する正当な批評やったら、しゃあないやん。それでも食らったらしんどいけどな。その矛先が自分に向けられたら痛いよな。まだ殴られたほうがましやん、でも、おかしなことに、その痛みには耐えなあかんねんて。ちゃんと痛いのにな。自殺する人もいてるのにな」
「はい、僕も狂ってると思います」
「だけどな、それがそいつの、その夜、生き延びるための唯一の方法なんやったら、やったらいいと思うねん。俺の人格も人間性も否定して侵害したらいいと思うねん。きついけど、耐えるわ。俺が一番傷つくことを考え抜いて書き込んだらええねん。めっちゃ腹たつけどな。でも、ちゃんと腹立ったらなあかんと思うねん。受け流すんじゃなくて、気持ちわかるとか子供騙しの嘘吐いて、せこい共感促して、仲間の仮面被って許されようとするんじゃなくて、誹謗中傷は誹謗中傷として正面から受けたらなあかんと思うねん。めっちゃ疲れるけどな。反論慣れしてる奴も多いし、疲れるけどな。人を傷つける行為ってな、一瞬は溜飲が下がるねん。でも、一瞬だけやねん。そこに安住している間は、今の自分で安心するという、やり方やからな。その間、ずっと自分が成長する機会を失い続けてると思うねん。可哀想やと思わへん? あいつ等、被害者やで。俺な、あれ、ゆっくりな自殺に見えるねん。薬物中毒と一緒やな。薬物は絶対にやったらあかんけど、中毒になった奴がいたら、誰かが手伝ってやめさせたらな。だから、ちゃんと言うたらなあかんねん。一番簡単で楽な方法選んでもうてるでって。でも、時間の無駄やでって。ちょっと寄り道することはあっても、すぐに抜け出さないと、その先はないって。面白くないからやめろって」



今回のコメントも、なんかそれで考えて。


世の中「スルーする技術」って流行りで、それはそれで大事だと思うんですけど
一方で、エネルギーを割いてじぶんに向かってきたエネルギーって
たとえそれがじぶんにとってマイナスのものでも
スルーしたらいかんと思うんです。なんか。

「スルーしない技術」って必要なのかもって。




ぼくのブログって、コメントしづらいと思うんです。
なんでかって、コメントが下のほうにあるから。
わざわざコメントしようとするなら、
「コメントしたろう!」って思ってコメントしないといけない。


しかも、コメントもらってる記事はバズってもいない。
バズってる記事ならあるんですよ、
「みんなコメントしてるから、じぶんも悪ノリしてコメントしちゃえ」
っていう暇つぶし。


けど、今回のはちがって。
バズってもいない記事に、そもそもコメントしづらいのに
わざわざ誹謗中傷的なコメントをしてきたって、
これ相当のエネルギーで誹謗中傷したいんだなあって。


もしかしたら、本当に悩んで悩んで
その日検索キーワードに何らかこの記事にたどり着く言葉入れたりして
たどり着いたのに、なんとなくその記事が偽善者に見えて
「ふざけんな」
って思ったのかもしれない。

そんなことを、勝手に想像したんです。


けど、やっぱりそれは誹謗中傷で。
言葉を受けたら、こちらも、痛いです。
チクっとなり、ブスッとなり。




だから、こっちもきちんとエネルギーをかけて、ありったけの言葉を送ろうと。
思いました。


どんなことばで返そうかなって悩んだんですけど
考えに考えたあげく、そこらじゅうに転がってる言葉なんですけど
けど、なんか届けばいいやと、このブログなりの言葉を贈らせていただきました。


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もしもその日の暇つぶしだったり、それほど考えてもなくてコメントを書いたとしたなら
それはそれで、なんか良かったって思う。



なんかナウシカの気持ちがなんとなくわかります。

明日からも、いい日になりますよう。



人生を、かっぽしよう
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