人生かっぽ

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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

【夏休み保存版】殻破りたい学生に青春十八切符で旅をすすめる9個の理由

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「うどん食べたいな」

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そう思った佐藤大地は大学2年生の夏休みに突如として
青春18切符を買い、フェリーを経由して香川県を目指します。
たったひとりで。


それまでまったく地元宮城県を怖くて出ること無かった人間が
「これは自分にとって試練だ」と意味の分からぬことを思い、
自分を試す意味でもそのような選択をするに至りました。


今回は、大学中にそんな経験を通して得たことで
ぜひみなさんにも紹介したい9個の得られることを紹介します。


まず旅の外観をざっくりと

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早朝6時の電車で仙台を出て、
一枚の切符で行ける0時過ぎた時点での到着駅が神戸の三宮
そこからホテル泊、起きて夜まで三宮を楽しみ
夜景をバックに夜のフェリーで香川へ。
香川到着が深夜過ぎ。
そしてホテルで休み、その日の夕方までうどんを食いまくり
夜のフェリーで神戸を発ち、香川に深夜着
始発が動くのを待ち、始発で神戸を発ち、仙台に帰ったのでした。


そしてそのときは外部をほとんどシャットアウトしていました。


そのときはSNSもやっていませんでしたし、ブログもやっていませんでした。
Wi-Fiなんてものも持ってませんでしたし
ガラケーでしたし。それでもネットつなぎません。メールもほとんど来ません。
そういう状況で旅をしていました。


さあ、こんな旅で何が身に付いたのでしょうか。



1.段取りの力がつく

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ネット環境が身近に無かったので、
電車の予定は事前にGoogleマップで調べて全部プリントアウトしていきました。
ホテルの住所も、行きたいお店も、全部です。
大事な情報がひとつでも欠けたら、後で調べるなんてできません。
乗り換えをミスったらアウト(だったかもしれない)という状況。

これを通して学んだことは
事前に「何が必要なのか?」ということをきちんと考え
必要だと思ったことはきちんと調べたり準備しておこう
という考え方が大事なのだと気づきました。



2.自分で楽しむ力がつく

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どれだけつまらない環境でも自分で楽しむ力がつきます。
だってひとりなんです。
ひとりで18時間近く電車に乗ってるんです。

本も読みきります。それ以上持ちきれません。
携帯もPCもネットにつなぎませんでしたし。

「次は◯◯県だなあ、わあい」みたいな楽しみも
途中の静岡の走行時間の長さ(4時間程)でくじけます。

まちを歩いていてもひとりです。
おいしいものを食べてもひとりです。

そのうち、看板を見て自分でつっこむという新しい遊びを編み出しました。


けど、こういうことを通して
どれだけつまらない環境にいても
自分が楽しまないといけない状況に立たされます。


人生のなかで様々な状況に立たされるでしょうが
周りがつまらないなどと言っては始まりません。
自分が楽しめる人間になる。
そんなことを学びました。


3.欲しい情報は人に聞く

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友達もいない。ネットもつながない。
そうすると、美味しい店はどこなのか、その道はどこなのか。
ここはどこで、西はどちらで東はどちら。
そんなことも、聞くに聞けません。


そしたら、周りに聞くしかないのです。
これは人見知りのぼくにとって大変苦痛なものでした。


けど、聞かないと生きていけないのです。
香川にフェリーが着いたときなんて、
そこはターミナルを出ると街灯もろくにない県道
そこから数キロ先のホテルを目指さねばならないのです。


しかし、周りに聞いてみると
意外や意外情報が早く手に入ることに気づきました。
たどり着きたい場所も美味しいお店も。
Googleよりも手に入るのが速いなんてザラです。
しかも、目の前に人間がいるので本当に自分が知りたい情報を知ることができる。


それを通してぼくは目の前や聞ける範囲に知ってそうな人がいるなら
「まず人に聞く」を優先するようになったのです。


4.いつも出せない自分も試せる

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最初は人見知りでもじもじしていた自分だったのですが

旅で訪れた場所って、いっとき滞在するだけの場所じゃないか
そう気づいたのです。

だとしたら、たとえ恥ずかしさを感じることがあっても
その場限りの付き合いなので、後に引かないですよね。
それなら、思い切って色んなことを挑戦してしまったほうが得じゃないか!


ということで何でもかんでもやりました。
喫茶店に入ったらまるでインタビュアーのように
「このお店何年やってるんですか?」とか
「こだわりの点はどこですか?」とか
普段だったらお店の入って飲食だけしかしないのにやってみたのです。


これ、やろうと思っても
いつもの場所ではやっぱり恥ずかしさが先に来てできません。
けど、1回こっきりの場所であれば失敗しても1回こっきり。
いつもとは違う自分に挑戦できるのです。


そして、そこで上手く行くと
帰って来たときも、できるようになっている自分がいます。



5.自分が今いる場所の良さと悪さを再発見できる

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神戸の三宮も、香川の高松市も、まちとして魅力がありました。
きらびやかな夜景、おしゃれな雑貨屋さん、のんびりしたまち。
そんなそれぞれの場所の良さを感じて
自分のいる宮城を見たときに、
最初はそれらのまちに劣っている点が見えたものですが
それでも帰って来てしばらく生活すると
宮城の良さ、仙台の良さがじわじわとまた伝わってきました。


その場所には、悪さもあるけど良さもある。
両面から見よう。
そう思えたのです。

その経験から
組織だろうとまちだろうと、
今いる場所をある程度客観的にみることができるようになりました。



6.他人のありがたみに気づく

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こうやって一人で旅をして
そして帰って来て知り合いと話すと
なぜだか話せることにありがたみを感じます。


それは、安心してコミュニケーションを取れる人が
しばらく目の前にいないからです。


周りのほとんどが「はじめまして」なわけですから。


まるで酸素薄い山のてっぺんからふもとに帰って来たときのようです。
当たり前にできていたことに感謝をします。


感謝をすると、それが行動に出ます。
例えばいつもよりもやさしく接することができる、というように。
そうすると、相手も自分に丁寧に接してくれます。

こうして、自分が過ごしやすい環境を
今度は自分の手で作っていくことができます。


7.武勇伝ができて話のタネになる

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これは特にぼくのような旅をした際に言えることですが
「うどんが食べたくて香川に行きました」
と言うと、まずみんな食いついてくれます。


そこで興味を持ってくれれば
しばらく自分の大スペクタクルの話を聞いてもらえます。
そして、周りにたくさん人がいても
ぼくの顔だけは憶えていてくれるんですね。

「うどんの人だ」
まるでうどん県のひとです。

もしあなたが面白い旅をしたいなら
うどん以外でもありうると思います。
「海が見たくて沖縄」
「りんご食べたくて青森」
「お茶が飲みたくて静岡」
「じゃがいも食べたくて北海道」


その際にできるだけ遠いところを選びましょう。
近いと面白くないです。ただの小旅行です。



8.外に飛び出すことが怖くなくなる

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今後就活でも、自分で何か企画をやって行く上でも
自分の居住エリアから出て行く必要は出てくるでしょう。

そのときに、経験がないから怖がって足踏みをすると
それだけで損になります。



「出て来れますか?」と言われて「はい」と言えるようになる。
さらに言うと
「そちらに伺いましょうか」くらいまで言えるようになりますよね。


ぼく自身、その後東京で様々なイベントに行ったり呼ばれたり
見知らぬ土地で自分でイベントを開催できたのは
こういう経験があったからです。



9.自分探しはできないけれども、信じるに値する自分は見つかる

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旅に出る前に計画を知り合いに話したら
「え、なんでそんなことするの、時間もったいなくない?」
「もっと近場にすればもっと色んなところ行けるよ」
などと、多くのご批判や反対をいただきました。


ぼく自身、損得勘定が強く、
無駄なことをあまり好ましいと思わない体質ゆえ
このようなご批判をちょうだいした際には
何度も辞めようかと思いました。


けれども、
何よりも自分が面白いと思った。だからやる。
これを優先させたいと思って決行したのです。


結果、上に書いたように行って損はありませんでしたし
人生の大きな一大事となりました。


よく、自分探しの旅に長期休みを利用して行くなんて話を聞きます。
ぼくの場合は自分が見つかりませんでした。


ただ見つかったものがあります。
一銭の価値にもならないけど自分だけは最高潮に面白いと思えることをやりきれる自分。
その中で人見知りだけどどんどん挑戦していく自分。


そして、気づいたことは
決して自分はつまらなかったり不可能ばかりを抱えた人間ではないんだ。
もっと信じていいんだ。
そう気づかされたのです。
これはぼくにとって大きな大きな財産です。


いざ、旅へ

以上、最初の「うどん食いたい」と最後の無駄な高尚さが
恐ろしいほどテンションが違ってしまいましたが
ぜひ、今年の夏はいつもと違う自分、面白い自分に出会いに
青春十八切符で旅をしてみてはいかがでしょうか。


青春十八切符の値段や区間などについて知りたい方は↓
https://www.jreast.co.jp/press/2014/20140613.pdf