人生かっぽ

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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

「告白」

レビュー
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2011年佐藤大地が見た映画ベストヒットは「告白」でした。


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この映画自体は2010年に発表された作品なんですけど

「めちゃくちゃおもしろい」

と言われて




人の「面白い」には弱い佐藤大地は






そっこーでTSUTAYAへゴーでした。
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そして



DVDを見た瞬間





そっこーでAmazonへゴーでした。
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そして




DVDと小説を購入し、リピートの嵐。


それだけ感動したのです。





この記事では感想と、コメントを書きたいと思います。

なので

まだ見てない!

今から見るから何も言わないで!


という方は以下の内容を見るか見ないか判断任せますよ。


・・・・・・・・・・











ある中学校、雑然とした教室。
終業式のホームルーム。1年B組、37人の13歳。
教壇に立つ担任・森口悠子が語りだす。
「私の娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、
娘は事故で死んだのではありません。
このクラスの生徒に殺されたのです」
一瞬、静寂に包まれる教室。
物語は「告白」から始まる。・・・・・





監督は鬼才・中島哲也

主な作品に
下妻物語
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嫌われ松子の一生
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パコと魔法の絵本
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などがあります。






まず中島氏

これらの作品を見ても分かるように





色の使い方




が他に類を見ないです。


全然風景に溶けこまないんですよ。

中島氏の世界観が3Dで出てる感じ。


・・・

よく分かんないですよね(笑)





陰影と色の使い方がすごい上手いのだと思います。


普通に白を緑や赤を使わないで、影や光と組み合わせることで新しい色を創りだす。

そんな感じです。


似ているなと思う色使いの人に

紀里谷和明
(「CASSHERNキャシャーン)」
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宇多田ヒカルの「SAKURA ドロップス」
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の監督)


蜷川実花
(映画「さくらん」
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AKB48の「ヘビーローテーション」)
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がいますけども同じ色づかいでも



紀里谷氏はミステリアスな感じ


蜷川氏はエロい感じ


けど、中島氏は


狂気や暴力


って感じ。


あ、そう言えば中島氏はAKB48の「Biginner」のPVも手掛けてますね。

「ビギナー」のPV
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ヘビーローテーション」のPV



を比較したら面白いかもですね。



そういうことで、中島氏は言葉とか行動とかじゃなく

色で狂気を出してしまうあたりがすごいなと思うんです。




その力は告白でもしっかり出てます。

というか、告白ではものすごい出てます。


多くは教室のシーンが多いのですが


色は大体、白と黒


そしてほぼ全てのシーンに





が入っています。


たかが影なんですけど


見ているとボディーブローのように重い感じになってきます。



そして、そういう重い感じなのに

わざとミュージカルみたいな楽しい歌を流すので


よけい狂気じみている。




基本的に考えてみる映画も好きなんですけど


やっぱり今回みたいに見終わった後に身震いするような映画は

考えなくてもしみこんでくる感じの映画ですね。






色の使い方の他にも注目すべき点は



視点の移動




視点っていうのは見る人の視点です。


これって結構大事で


視点になっている人に感情移入しやすいんですよ。


具体的には

戦隊モノって正義の味方を中心に撮るじゃないですか。


だから子供たちはみんな主人公たちに感情移入する。


悪の一味に感情移入する子ってあんまりいない。


(僕なんかはよく悪の一味の気持ちを考えてたんですけどね。

この人たちはどうしてこんなにも地球を制服したいと思ってるの?(笑) とか)


悪の一味の一例
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というか、まずなんであなたそんな格好してるの?



ごほん。



作者が主人公を決めると言うよりも


カメラが何を追うかによって

主人公って決まって来るんですよね。


これはフィクションでもノンフィクションでも同じ。



だから、映像は気を付けてみないといけないんですね。


それで

僕はそういう悪対正義っていう簡単な構造で楽しませようってストーリーが



若干不愉快です。



けれども、告白の作品中では

カメラの視点が4回ほど変わります。


一本の映画の中に小さい作品が何個も何個も詰まっている感じ。

それがくるくるテンポよく回って行きます。






以上、色の使い方と視点の移動という2点が、告白の作品が素晴らしい点です。


けど、こんなこと考えなくてもきっとビビッとくると思います。



ささ、みなさんTSUTAYAへゴーです。
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