人生かっぽ

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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

佐藤ノート№12 〜バスは最善の通学方法〜

佐藤ノート
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浪人時代、
僕はバスに乗って予備校に通学していた。
平日だと
一番早い便で6時40分、
最終便が19時40分
土日だと
一番早い便で7時40分
最終が17時40分だった。
一時間に一本程しか走っておらず、
片道1時間〜1時間20分かかる。
(雪のせいで4時間かかったこともある。)
もっと利便性のいい交通手段はあったが、
金銭面の都合上
そのバスで通学することが決まった。

そんな話をすると、
「勉強しづらかったでしょう」
「時間的に大変だったでしょう」
なんてみんなに言われる。
でもその度に僕は言う。
「これでよかったんですよ」
むしろ、これが良かったとさえ思う。

バスに乗っている間、よく計算した。
僕がこうやって
不都合な状況で勉強している間に
自習室なんかで
不自由なく勉強している人たちに
どれくらい差をつけられているのだろう。
バスでやれることなど限られていた。

次第に
日々の予復習が追いつかなくなって、
時間に対して悩んだ。
予備校にいる時間を切りつめても、
どうしても復習の時間がとれない。

バスの時間を使うしかない。
それしかなかった。
予習はまとまった時間を使うしかないから
細切れ時間でもいい復習はバスでやった。
数学などの書かなければならない教科は、
クリップボードに紙を挟んで勉強した。
それでも足りない時間は
最終手段として歩きながら復習をした。
座れる時間は座ってしかできないことに
時間を割きたかった。

悪条件でしかないバス通学に
ある日ふと思った。

同じ場所でやるよりも、
切り替えができていいかもしれない。

ずっと自習室でやるよりは、
場所を変えてバスの中でやったほうが
気分転換になる、と。

実際、目的地への到着時間数十分前の
集中力はものすごいものだった。


僕らの周りには、
うまくいかないことばかりだ。
こうだったらいいのに、
なんでこうであってくれないんだ。
そう言い続ける限り、周りが変わらないと
変化が起きない自分に気づく。

自分から変わっていくには、
まず自分がどうするか。
周りは全てプラスに変えてしまうのが
周りをプラスにするのに手っ取り早い。

当たり前のようで、難しい。