人生かっぽ

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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

佐藤ノート№8 〜経過と結果の美学〜

佐藤ノート
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多くの人は他人を結果で判断する。

オリンピックを見ていても、
ワールドカップを見ていても、
選手がメダルを取れなかったり
いい順位を取れなかったりすると、
僕らはやはり不機嫌になる。
それまで頑張ってきた姿は
無視されるに近い扱いを受ける。

僕は二浪目のとき、
東北大プレで全国8位を取った。
数字で嘘をつくことはできるが、
数字は嘘をつかない。

結果で判断すんなよ。
と、多くの人が言う。
当然ながら、僕もその一人。
落ちても、落ちても、

今回は落ちたけど、
俺の中では成長してるし。

と慰めていた。

「なんのために浪人してるんだ」

誰に言われたかは忘れたが、
喝をいれられた。
浪人中に
哲学にはまりすぎてしまい、
倫理の勉強と銘打って
哲学書ばかり読み始めた頃だ。
最初はその言葉に怒った。
浪人生だって自由はあるし、
息抜きも必要だ。
だが、次第にその意味が分かってきた。


経過の頑張りや美しさは
自分のためにある。
きっと宝物になるだろう。
しかし残念なことに
それはすごく個別具体的なもので
それそのものは
自分でしか評価できないことがほとんどだ。
対して、
結果の美しさは
自分と多くの他者のためにある。

自分から向かった先の結果には
もっともらしい言い訳で逃げてはいけない。
僕らはそんなに弱くないはずだ。
負けたら負けたなりに、
向き合う時が必要なのだ。
逃げたっていいときだってある。
全部立ち向かっていたら
きっと三日でボロボロになる。
でも
どんどん向こうまで逃げて
逃げることに気が済んだなら
唇を少しだけ噛みしめて
立ち向かってよう。

少しだけ自分を甘やかしながら、
僕は僕なりに
現実に向き合ってみたつもりだ。

努力も真実
努力の先も真実
僕らはその矛盾の中で、
確かに掴まねばならないものを持っている。