人生かっぽ

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人生かっぽ —佐藤大地ブログ

哲学、言葉、人生観、仕事、恋愛、など人生をかっぽするような物語をつむぎます。宮城県 仙台市を主な活動拠点とする佐藤大地のブログです。2014年からEvernote公式アンバサダー。大学院では政治学を研究していました。

最強のチームの条件・最弱なチームの条件

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チームでやっていて、とても難しいことがあります。



責任感



これです。


一番なりがちなことは、代表やリーダーや先輩や上司や管理や・・・といった上下でいうところの「上」と考えられている人たちの責任感や危機感が一人走りして、メンバーであるはずの他の人たちがついていけない、あるいはついていきたいと思っているのに、無意識のうちに上任せにしてしまうことです。


なんでそんなことが起きてしまうかというと、僕は一番


やらされている感

手伝っている感


が原因だと思います。



僕の団体は任意団体です。

金銭的な保障はメンバーに何もありません。全く金になりません。

そういうメンバーがなぜ団体に入ったかと言えば、何かしら社会の中に不満があって、それじゃいかんと思うから、動こうとしているわけです。なぜ団体に入ったかと言えば、一人じゃできないことでも、同志がいれば百人力だと思うからでしょう。


つまり、社会的使命を感じているのです。


誰にやれと言われてやっているわけでもなく、自分がやらないといけないと感じているからやっているのです。


他にもそういう団体はたくさんあるでしょう。

ただ、多くの団体が抱えている問題があります。


それだけ意気込んでいても、企画を運営しているときにやっぱり発案者だったり、企画リーダーに最後は任せてしまって、抜けているところを見つけて、対策を打とうなんてことはあまりやらないようになってしまいます。


やりたくてやっているの?


こう訊けば


そうだよ。


と頼もしい返事が返ってきます。


しかし自発的に何かやろうという気持ちは薄れます。


リーダーは寝る時間も、本当はやらないければならないことも、全部放っておいて団体の仕事をやっているのに、他のメンバーは飲みに行ったり遊ぶ時間を作り、挙句の果てには「時間ないから」と仕事を分担しようとすると逃げてしまう・・・。



団体・組織・チーム

こういった集合が何か活動をするときに時間がたつほど問題になってくるのは、結果が出ないということではなく、そこからもっと根本に行った問題


つまり、

メンバーのモチベーションが低くて、活動が進まず、結果が出ないという問題です。



そうすると、一人でやったほうが早いとなって、


夢を持った少数と、残りの奴隷



というチーム編成になってしまいます。



そして、これが賃金保障があるところ(企業だったり、公官庁職員だったり)だと


金のために働く


という形になります。

しかし、現実をみるとこんな集団ばかりです。



おそらく最もパフォーマンスの悪い集団は


奴隷のみ


ですが

その次に悪い集団は


夢を持った少数と、残りの奴隷


というチーム編成です。



たとえ話が不快に思うかもしれませんが


民兵軍(無報酬で自発的に集まった兵隊)

傭兵軍(金で雇われた兵隊)


同じ装備で戦ったときにどちらが強いと思いますか?


僕は民兵軍だと思います。

傭兵軍は金さえもらえればいいのです。

敵を倒さず、守れと言われたものを守れなくても、金さえもらえればそれでいいのです。

対して民兵は、自分たちの国、自分たちの家族を守りたいがために戦うのです。

逃げたらどうなるかを、強く意識しています。



僕らや、僕らに似た団体もそうだと思います。


大事なのは


責任感

そして

危機意識


自分が何かしないとまずいのではないか?


本当にこのまま何もしないで大丈夫か?



その意識が能動的なメンバーを生みます。




僕の団体は、本当に幸せなことに、自分たちが何かやってやるという意識が強い。

小さな団体だけれども、使命感は規模的に大きな団体に引けをとらないと思います。

そういうメンバーと一緒に活動できて、僕は本当に幸せです。


そんな団体ですが、僕がメンバーによく言うことがあります。



まずはこの団体という同じ船に乗ったと思って欲しい。

みんなはこの団体の目指すところに賛同して、一緒に行きたいと思って、

団体が大きな船だとすると、団体の企画は小さな船。そしてその企画で成し遂げたい使命もまた、目的地。

大きな船と小さな船が目指す最終的な方向は、一緒なはず。

航海士は企画者かもしれないが、乗組員は航海士の目指す場所を知っている。そこを目指している。

だから、目的地をみんなが知っていなければならない。

「あれ? どこ目指してるんですか」とか「この船では何をすればいいんですか」と聞くことはナンセンス。そんなのは出航する前にしっかり話し合ってから乗るか乗らないか決めないと。

その目的地に着きたいから船に乗っているわけで、もしかしたら、乗組員たちが間違った方法で間違ったところに行ってしまうかもしれない。そこは、良い意味でみんなに目を光らせてほしい。

つまり、ひとりひとりがみんなの動きを見て、自分のできることを率先してやってかないと、沈没する可能性だってあるんだよ。

みんなが忙しいのは十分承知しているし、そっちもむしろ頑張ってほしい。ただ、一緒の船に乗った限りは、きっと何かできるはずだし、やってもいいと思っているから乗っているわけだよね。そしたら、どんな小さいことでもいいから、できるところからやればいい。具体的に言えば、資料を整理するだけでも、船が前進するには大事な仕事。


こんな感じのことを口うるさく言ってます。


これが全ての始まりで、これが一番大事なことです。


目的地をしっかり聴くこと。確かめること。少しでもあいまいなら何度も何度も乗る前に確かめる。

そしてそれをもってして、自分の意思で船に乗り込む。

これが乗組員には大事。

各リーダーは、それをしないで無理やり船に乗せていませんか?

乗ってから、「この船どこ目指してんですか?」と言ってしまう環境になっていませんか?

それじゃあ、奴隷になってしまうのも当然の話です。


そして、そこまで目的地に対して共通認識を持った人たちが船の上でする行為は、目的地を外れるようなことはしないはずです。

だから、各企画でどんな具体的な手段を取るかということは、お互いが信頼して十分だと僕は思うのです。